からだのかゆみ

以前から時々美容鍼をお受け頂いている方からご相談を受けました。

主訴:からだのかゆみ(病院では蕁麻疹という診断)
入浴後など体温が上がるような時には、症状の強い・弱いの差はあれど身体がかゆくなってしまっていたそうです。主にココだけというより頭や足も含めて全身的にかゆみがでていたそうです。
以前からお顔にもかゆみが出ていたり、お肌の色は赤いというか暗いという印象とカサカサした感じでしたが、美容鍼を行い始めてからお顔のかゆみや肌色はずいぶんと良くなっていました!!

今回はお顔も含めたからだ全体のかゆみ対策として、私から『井穴刺絡』というセルフケア方法をお伝えしました!!

井穴刺絡!?

鍼灸の伝統的な方法の1つにツボに鍼を刺して少量の出血をさせるという方法があり、これを刺絡(しらく)と言いますが、その中でも自律神経を整える井穴(せいけつ)というツボを利用するものです。井穴とは手足の指の爪横にあるツボでして、ここに鍼を刺して少量の出血をさせる『井穴刺絡』が有効と考えました!!

自律神経を調整する

自律神経には交感神経と副交感神経があり、両者がシーソーのようにバランスを取りながら働いていると言われています。
井穴刺絡の考え方では、かゆみとかアトピー性皮膚炎、気管支喘息、花粉症、アレルギー性鼻炎などの症状は「副交感神経」が過剰に優位になって起こる症状と考えられており、その副交感神経の働きを抑制してあげることで症状の緩和をはかろうとします。

自分でできるの?

三稜鍼

こちらの写真は、我々鍼灸師が使用する三稜鍼という特殊な器具です。
これを一般の方が手にするのは困難ですし、井穴刺絡を行うには難しいので、ご自身でも簡単にできる器具があるのでそちらをご紹介しています。

実際に先ほどの女性にも簡単にできる器具を購入いただいて、まず私がお手本として右手に井穴刺絡を行い、反対側の手を自分で行ってみてもらいました!!

ツボに鍼を刺して出血させるのですから大きな不安や怖さがあったようですが、躊躇うと余計に痛いので、気合を切れて勢いよく!!とアドバイスし見事にご自身でも上手くできていました(^^♪

その後、どうなった?

アドバイスさせていただいた1週間後くらいにメールで、
「いかがですか?上手くできていますか??」なんて伺ってみました。

まだ慣れていないけれど、何とか行っているそうです(^^)
主訴のかゆみは、職場の室温が高かったり、体温があがると関節部分やおでこにかゆみは出るものの、以前よりも随分かゆくなる場所が減ったし軽くもなった。なによりもしっかりお風呂で温まることができるようになったとの事でした!!

井穴刺絡の頻度としては、
初めの1週間は毎日1回、両手足に行った
2週目(メールした頃)からは毎日1回、片側の手足に行った
かゆみの度合い・範囲が減ってきたので、これから1日おきにしてみようかと思う

とのことでした。
症状の程度にもよりますが、最初は毎日行った方が経過が良さそうなので、ご自身でできるように覚えられるのが良いですね(^^)

最後までお読みいただき

ありがとうございました。
最後までお読みくださった方にお伝えしますが、井穴刺絡で副交感神経の働きを抑制させるには、
手足の『薬指の爪横』に行います。
ここがキ-ポイントですよ!

ゆず鍼灸治療院の袴谷でした。
鍼灸についてはこちから

 

かゆみについて詳しくはこちら

かゆみ