逆子体操のコツ!!

『ゆず鍼灸治療院』袴谷です。

時々、産後の方や妊娠中の方からのご相談も頂きます。
産後の骨盤チェックであったり、腰痛や肩こりといった育児疲労などのご相談が多いのですが、病院で逆子と言われたので何とかなりませんか?といったご相談も頂きます。


鍼灸師の中では、逆子=『至陰』と言われるくらいメジャーなツボにお灸をすることで改善すると言われており、実際にこの方法で何名もの妊婦さんの逆子が改善されています。
※至陰:足の小指の爪からすぐ外側にあるツボ

 

逆子と体操

個人的な見解では、デスクワークなどのお仕事を続けている妊婦さんが多いせいか、骨盤から腰椎が丸く(固く)なってしまうことで、腹腔内での胎児の居場所が狭くなり、窮屈で逆子になってしまうのかなと考えております。
※もちろんデスクワークを続けている全ての妊婦さんが逆子になるわけではありません。

 


実際の臨床経験でも逆子のご相談を頂いた方の多くが、骨盤や腰椎が丸くなり姿勢が悪いように見受けられますし、産後で腰椎が固い方に「もしかして妊娠中に逆子と言われたことありましたか?」なんてお聞きすると、「○○週目の時に逆子って言われて、逆子体操をしていました。」とおっしゃってくださる事もございました。

 


やはり逆子を改善するためには骨盤や腰椎の十分な可動性が必要と考えられるのですが、それを改善するために行われているのが『逆子体操』なのです。
イラスト参照

 


なんとなく逆子体操をするのではなくて、腰のどの部分が丸くなっていて反り返らないのか?をご自身で意識して、その部分をしっかりと反り、次に丸まりといった感じで繰り返すことがコツになります。
※イラストはしっかり反れているように見えますが、骨盤に近いところの腰椎(下部腰椎)が反りきれていません。



このように逆子体操にもコツがあり、骨盤や腰椎のどこの部分が丸く(固く)なっているのかを意識しながら行った方が改善につながります。
逆子でお困りの方がいらっしゃれば、この体操を行ってみてください!!
また札幌市内にお住いの方でお困りの方がいらっしゃれば、ご相談くださいませ(^_-)

 


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ゆず鍼灸治療院でした。