筋膜リリース

テレビや健康雑誌でよく目に、耳にするようになった「筋膜リリース」ですが、施術家・トレーナー業界、アスリートの間ではずいぶん昔から知られていた言葉です!こちらのページでは、当院で行なっている『器具を使った筋膜リリース』と『シリコンカップを使った筋膜リリース』をご紹介したいと思います。

筋膜リリースの器具

写真にあるのが当院で使っている筋膜リリース専用の器具。身体の形状に合わせてデザインされた特殊な器具で、素材には医療用のステンレスが使われています。

様々な形があるのは、当てる場所・施術部位によって、また施術強度を使い分けるためです。筋膜が問題となっている部分の皮膚にワセリンやマッサージオイルなどを塗ってこの器具で擦るのですが、皮膚が一時的に赤くなることが唯一の欠点。

 

しかしマッサージとはまた違ったスッキリ感が特徴で、固くなった関節を動きやすくすることも可能です!


筋膜リリースって?

ふくらはぎの筋膜リリース

「そもそも筋膜リリースってなに?」 
いま話題となっている筋膜リリースですが、本来は筋膜だけにとどまらず、皮膚や筋肉、腱、靭帯といった結合組織をリリース(柔軟に、柔らかく)する施術方法です。

徒手や器具を使用して行われることが一般的で、施術家やトレーナーに行ってもらう方がよいですが、スポーツや運動をされる方はご自分で道具を使って行っている方もいます。

 


ここでいう筋膜とは、筋肉を包んでいる薄い膜のことで、よくウェットスーツに例えられます。人体にあるたくさんの筋肉をグループごとに包んでいる筋膜も存在し、身体の表面から深いところまでを立体的に包み込むため、身体を支える第二の骨格であるとも言われています。

人体の中での筋膜の役割としては、

  • 組織と組織の間を仕切り区分けすることと、それらを結びつけ姿勢を保持する役割
  • 組織同士が擦れあわないように保護する役割
  • 筋肉の動きを支えると同時に力の伝達を行う役割

筋膜は強靭なコラーゲン線維でできています。細胞・組織の脱水、同じ姿勢での長時間作業(デスクワークなど)、筋肉の柔軟性の低下などにより、筋膜同士が「癒着」「変性」してしまったり、「硬化」「粘性」していまうことで筋肉の働きを阻害してしまいます。これら「癒着」や「硬化」をリリース(柔軟に)することが筋膜リリースの最大の目的になります。

 


このような症状の方に

当院では施術のなかで筋膜リリースを行う場合があります。ケガの原因である筋肉や筋膜、軟部組織を中心に行っております。これまでにも捻挫や肉離れ後の後遺症、アキレス腱炎、膝関節痛、腱鞘炎、テニス(ゴルフ)肘、五十肩、首肩の凝り、腰痛といった症状に対して行ってきました。

 

またスポーツをされる方が、「この動作の時にココが痛い」という限定的な症状・訴えに対しても、その動作を行って頂きながら施術できてしまうという最大のメリットがございます。
ぜひ一度ご体験ください!! 

 


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