脛の下の方が痛い

札幌市中央区のゆず鍼灸治療院@袴谷です。

 

今日もお天気がよく過ごしやすいですね~(^^♪
本日もブログを綴っていこうと思いますので、よろしくお願いします。

シンスプリント

病院では痛みの場所、運動歴、レントゲン検査などをしたうえで、「シンスプリント」ですね!なんて医師に言われることが多いです。皆さんは聞き慣れない言葉かと思います。

 

・・・シンスプリントって??
病名としては脛骨過労性骨膜炎といい、スポーツ障害(ケガ)の一種として代表的なものです。シン(Shin)は脛(すね)を指しています。
様々な原因があると言われていますが、中学・高校生に多いことから筋力が不十分な段階での練習のし過ぎが主な原因と考えられています。また成長期の骨の発達に筋肉の発達が追いつかず、筋力不足とともに柔軟性の低下も顕著となっているようにも思います。
痛む場所の特徴としては、脛の下1/3あたりの内側に多発するのですが、私見ではふくらはぎを含めた周囲の筋肉が疲労困憊になり、違和感・不快感からスタートして徐々に痛みになり、さらに痛みの部位が限局してきて脛の下あたりが痛いと表現されるのではと考えております。

 


「スポーツ障害」とは、繰り返しの運動によって徐々に筋肉や骨などの組織に微細な傷が蓄積し、痛みなどの症状が出てくる状態を指します。反対に「スポーツ外傷」とは、1回の外力などにより筋肉や腱、靭帯、骨が壊れてしまう事を指し、代表的には足首の捻挫や肉離れ、アキレス腱断裂などを言います。
 

痛くなってしまったら

痛みが強い時や腫れているような時は運動をお休みします。なぜならシンスプリントも繰り返しの運動によって起こるスポーツ障害と考えられてるからです。
そのような痛みや腫れがある状態で運動を頑張っても悪化するのは目に見えています!しっかりとした休息とセルフケアが大切です。

 


足全体のストレッチやテニスボールマッサージをアドバイスし、練習の前後だけでなく、自宅でもしっかりと行って頂きます。私の施術としては筋肉や筋膜、軟部組織の疲労回復と柔軟性を取り戻すために器具を使った筋膜リリースを行います。
1回の施術でスッキリ良くなるなんてことはありません。強い痛み・腫れがおさまった段階で少しずつ運動を再開しながら、施術とセルフケアをして痛みが出ない状態にもっていく事が大切になります。

それよりも大切な事は

運動をされている方に口を酸っぱくして毎度伝えている事は、痛くなってからケアをするのではなく、普段から自分で身体のケア・メンテナンスをする方がよっぽど大切だよという事です。
私自身も小さいころから野球をやっていて、当時は身体のケアなんてしていませんでしたし、ストレッチも「意味あるのかな?」なんて思いながら行っていました。しかし自分自身が野球肘というケガをしてボールが投げられなかったりという経験をしていますので、少しでもお越しくださった方のお力になれたらと思い、口うるさく伝えています(笑)

ストレッチの方法やコツ、テニスボールマッサージなどのセルフケアの方法がわからなければ、1度お越しいただきぜひお尋ねください!!
まずは自分の身体をケアする方法を知ってもらい、自分自身でケアをしたがなんらかの症状が取れないようであれば当院でケアをお受け頂ければよいのではと思っています(^^)


本日も最後までお読みいただきありがとうございました。
ゆず鍼灸治療院の袴谷でした。
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